昔ながらの酵母無添加の生酛造り、無濾過での低精白酒。 「80」は精米歩合です。 なんといってもしっかりとした酸味とコクが特徴です。この味わいは好みが分かれるかもしれませんが、家庭料理の和食と合わせれば調和し、料理がすすむ食中酒だと思います。少し温めて甘みを膨らませても美味しくいただけます。ただ燗の後に冷め過ぎると酸っぱくなるので要注意です。 もう一つの香取純米90との飲み比べも楽しいですよ。 ・蔵からのメッセージ 「精米歩合」とは日本酒の原料米を磨いた割合のことで、たとえば精米歩合80％は、玄米を2割磨いて残り80％のお米で造ったことを表しています。私たちが食べている白米のご飯を精米歩合に置き換えると、90～92％精米にあたります。 低精白のお米を原料に醸したお酒には、“雑味”といわれる味が多くなるのですが、それはお米本来の味わいや旨みが濃いということ。初めて飲むと、ちょっとくせがあるな、酸味が強いな、と感じられるかもしれません。それこそが低精白の純米自然酒「香取」の持ち味です。 お米をぜいたくに磨く技術のなかった江戸時代頃のように、昔ながらの手仕事で醸した自然酒「香取」。その味わいをぜひお試しください。 無濾過のため色は本来の琥珀色、時にはビン底に白い沈殿物もありますが、お米由来の成分ですので安心してお召し上がりいただけます。 ※「香取」の名前は地元の「香取神宮」様からいただき、御神酒としても納めさせていただいております。 ・お酒の情報 原料米）麹米・雪化粧、掛米・雪化粧とコシヒカリ 精米歩合）80％ アルコール度数）15度 その他）酵母無添加生酛造り無濾過